調剤薬局事務の仕事内容

調剤薬局事務のつらい瞬間5つ!大変なのは人間関係?仕事内容?

調剤薬局事務のお仕事は、「患者さんのお役に立てる」「未経験から専門職を目指せる」ということで人気の高いお仕事ですね。

ですが、どんな仕事でも楽しいことばかりではありません。

ときには仕事を辞めたいと感じるような「つらい」と感じる瞬間があります。

この記事では、調剤薬局事務の仕事をしていてつらいと感じる瞬間を5つ紹介します。

これから未経験で調剤薬局事務に転職することを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

調剤薬局事務の仕事で「つらい」と感じる瞬間5つ

調剤薬局事務 つらい

(調剤薬局事務の仕事でつらい瞬間5つ)

↓調剤薬局事務として働いていて、特に「つらい」と感じるのは以下のような場面です。

調剤薬局事務でつらい瞬間

  1. 覚えることが多い
  2. 緩急の差が激しい
  3. 薬剤師さんとの人間関係がつらい
  4. 時間との闘い
  5. 決まりごとがとても多い

それぞれの内容について、具体的に解説します。

1.覚えることが多い

調剤薬局事務の仕事でつらいのは、まず覚えることがとても多いことです。

薬剤師さん夫婦が経営している調剤薬局で働いていたときのことです。

この調剤薬局は、隣にある整形外科の患者さんがほぼ9割を占めるような環境であり、1日の処方箋数は曜日にもよりますが通常50枚ほどでした。

薬局としては小規模な方ですね。

そのときの私は、過去に営業職や販売職などの経験はあったものの、調剤薬局事務の経験はありませんでした。

通信教育で調剤薬局事務講座を受講したうえで始めた仕事でしたが、机上の勉強と実践とは全く異なりました。

事務員ひとり、薬剤師ひとりという環境だったため、

  • 朝の掃除
  • 電話の取次ぎ
  • 接客応対
  • 薬や備品の補給
  • 発注

などなど、最初はとにかくやることに追われている状態でした。

私ともう一人の事務員さんと交代で勤務しており、私は週に3日間のシフトです。

通常業務については1ヶ月ほどで覚えることができましたが、月に一度の作業などは慣れるまでに3ヶ月ほどかかったでしょうか。

常にノートとふせんを持ち歩き、ポイントをメモ書きしておき、夜復習しながらまとめるということを繰り返していました。

2.緩急の差が激しい

仕事の緩急の差(つまり忙しい時と暇なときの差)が激しいのもつらいところです。

隣にある整形外科を受診した後立ち寄る患者さんがほとんどを占める薬局だったため、時間によって患者数にかなり偏りがありました。

午前中は昼頃に、午後は17時以降に患者さんがどっと増えました。

患者さんが来局しない時間帯はとにかく雑用を見つけては黙々とこなしていました。

シップ類などの薬品を所定の棚に分けるなど毎日必須の作業だけでは時間が過ぎてゆかないので、清掃済みの薬局内を更に拭き掃除してみたり、何か仕事を見つけては動いていました。

事務員ひとりのため、患者さんが集中する時間になるとほぼパニックでした。

通常の診察のほか、事故に遭い自賠責保険や労災を使って受診する人もいれば、生活保護を受けている患者さんもあり、それぞれに処理が変わるため、手間取ってしまうのです。

患者さんがあまりいない時間にシミュレーションしておくものの、いざ実践となると非常に緊張し、患者さんをお待たせしてしまったことを思い出します。

3.薬剤師さんとの人間関係がつらい

調剤薬局事務は、一緒に働く薬剤師さんとの人間関係がとても大切です。

これがうまくいかないと仕事は相当つらいものとなります。

私が勤めたのは、自分よりも10歳以上若い薬剤師夫婦が経営する薬局でした。

通常はご主人が薬剤師として常駐していました。

薬剤師の仕事に熱意をもっている方で非常に仕事熱心であり、患者さんに対しての対応もしっかりしていて、尊敬していました。

ただ、患者さん以外、つまり事務員に対しての態度が時にとてもきついのです。

仕事ですので、教えていただいたことは漏らさずしっかりと身に付けようと努力しましたが、初めの頃は焦りからちょっとしたミスをする場面は多々ありました。

そのミスに対しての対応が、時々ぞっとするほど冷酷なのです。

打ち間違いのレシートを患者さんの目の前で私に投げつける、といったこともありました。

普段は事務員は自分ひとりのため、そんな時にはとにかく薬剤師さんにアドバイスを求めるしかないのですが、その際の態度が厳しく、こちらは余計に委縮してしまうのです。

(この薬剤師さんの態度については、もう1人の事務員さんも同様のことをおっしゃっていました)

普段は薬剤師さんと事務員の2人きりで仕事をするのだから、風通しの良い関係を作りたいと思いました。

患者さんがいらっしゃらない時間帯には仕事の質問をしたり、雑談を持ちかけたりもしましたが、気のない返事が返ってくるばかりです。

人づきあいがあまり得意な人ではないのでしょう。

スマホ片手に漫画を読んだりゲームをしたりというのが、若い薬剤師さんにとっては最高の時間の潰し方だったのです。

薬剤師さんに二面性を感じるようになってしまい、仕事をするうえで憂鬱感が増してしまいました。

2~3ヶ月経ち、仕事の流れが見えてくると、薬剤師さんの厳しい態度も徐々に減ってきましたが、私の中には大きなトラウマとして残りました。

それが後々の退職にかなり影響したといえます。

相性の合わない人が唯一の上司であり仕事相手だということが、私にとってはかなり大きなダメージとなったのです。

仕事をするうえで、人間関係は非常に大きなものだと実感した瞬間でした。

4.時間との闘い

時間との戦いになる場面が多いことも、調剤薬局事務の仕事のつらいところです。

患者さんが増えてくると、事務員ひとりではパニックに近い状態になります。

仕事に慣れるまでは、この患者さんが殺到する時間帯が朝から憂鬱でした。

先にもご紹介したように、ミスを許さない薬剤師さんにびくびくしながら、何とか必死でこの時間を乗り切ろう、と頑張った記憶があります。

1日の中で患者さんが殺到する時間帯は限られていましたが、全てのエネルギーをここに費やしていた気がします。

仕事を初めて1ヶ月ほどすると日々の仕事の流れが見え、2~3ヶ月すると月単位の流れが見えてきて、ようやく時間に追われずに仕事ができるようになった覚えがあります。

5.決まりごとがとても多い

仕事をしていく上でので決まり事がとても多いのもつらいところです。

患者さんが殺到してくると、処方に若干時間を頂くことになります。

多くの患者さんは、薬局の隣の整形外科にかかっており、受付をしてからおよそ3時間ほど待って受診をされから処方箋をお持ちになります。

待つことは理解の上で来局される人もいらっしゃれば、薬局でもまた待たせるのか、とお怒りになる方もいらっしゃいました。

薬局を初めて、又は久しぶりに利用される方には、アンケートを頂くことになっていました。

ジェネリック医薬品を希望するか否か、今飲んでいる薬がほかになるかなど、処方するうえで大切な質問をさせていただくわけですが、多くの患者さんは快く回答してくださいました。

しかし、中には、さらに時間をお取りすることになるためか理解を得られない患者さんもいらっしゃいました。

体の辛い症状があればなおさら、待つことが辛くなるのは想像できます。

しかし、処方するうえで必要な事項を確認することも、省略してはいけない大切な事項です。

いち事務員として、もう少し患者さんが待たずに済む方式に変化してくれるといいなあ、と強く感じた記憶があります。

つらいと感じるのはあなたのせいではなく職場のせいかも?

今回は、調剤薬局事務の仕事をしていてつらい瞬間を5つ紹介しました。

調剤薬局事務は、多忙で覚えないといけないことがたくさんあります。

しかし、仕事の流れを覚え、周りを見る余裕ができてくると、患者さんの様子も良く見えるようになります。

そうすることで自然と笑顔が生まれ、患者さんとコミュニ―ケーションが取れるようになるんです。

調剤薬局事務は、経験を積んで余裕が出てくれば、非常にやりがいある楽しい仕事です。

ただ、調剤薬局事務は、ある意味閉ざされた空間で行う仕事ですから、

人間関係は仕事を続けるうえでかなり重要なポイントになります。

私自身、かなり長い間働いた調剤薬局があったのですが、別の薬局に転職した理由は、薬剤師さんとの人間関係でした。

職場は自宅の近所でしたし、年末年始とお盆はしっかりと休むことができ、しかも時給も申し分ありませんでしたが、

人間関係の悪さにだけはどうしても耐えられなかったのです。

もし、あなたが調剤薬局事務の仕事がつらいと感じているなら、いちど職場環境を冷静に観察してみましょう。

ご自身の実力、魅力をもっと発揮できる環境が、もしかすると他にあるかもしれませんよ。

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